【仲介プラン】1年売れていなかった物件に耐震診断を実施したらすぐに売れた!

私たちが過去にご売却させていただきました物件の販売事例をご紹介させていただきます。

ご依頼時の売主様の状況

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

昭和57年築の中古で購入した一戸建て。既に別の仲介業者様で販売中、
約1年売却活動をしていましたが、売りたいけど売れないという状態の物件でした。
2ヶ月に一度位の頻度でお客様の内覧があった事を伺い、
決まらなかったのには理由があるはずです』と質問をしましたが、
特に業者様からの報告が全くなかったそうです。

何かヒントがないか、売主様に記憶を辿って頂く中で、とあるお客様が長いローンを組む事が心配
と仰っていた事を思い出して頂きました。
その点をクリアする事ができれば成約になると思い、どんな提案ができるかを考えました。

物件の状況

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

我々は写真にもこだわっており、中古物件を新築物件のようにプロモーションしたいという想いから、
家具やお荷物は別のお部屋に移動して可能な限り何もない状態で撮影をします。
各部屋の荷物を出して撮影、原状回復し、別のお部屋を撮影。お部屋毎に繰り返し、
丁寧に撮影をしていくため、撮影に2時間以上要します。
途中からは売主様も手伝っていただき、清掃しながら撮影が進みました。

販売戦略

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

写真の通り築35年とは見えないのですが、何故売却できなかったのか。
売主様から、お客様が「長期間のローンを組むのに長く住めるのか心配」と言っていた事を聞き、
よくばり売却.com独自の一級建築士による耐震診断をご提案しました。
耐震診断書は建物の構造、筋交いの入り方から耐性を数値化し提示できる物であり、
地震に対しての耐力と風力に対しての耐力を数値化する物です。

戦略の概要

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

買うお客様の気持ちを考えた時、これから長く住むにあたり家がどういう状態なのか、
どれ位住む事が出来るのか、それがわからないのに35年のローンを組む事がリスクになる事に気付きました。

構造や躯体、筋交いや基礎など、住宅のかなめとなる部分をしっかりと診せていただいた結果、
こちらのお宅の診断結果は0.79という結果で、基準値1.0に満たないという事がわかりました。

0.79と算出された数値を1.0にするために『構造用合板で耐力不足を改善する』という方策を挙げました。
具体的には1階にあった和室部分を大壁化する方法を提案しました。

売却結果

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

販売図面、ネットでは『耐震診断済み一戸建て』という事で紹介しました。

家を買う人は何に対して不安に思っているのか。それは家が保つのかどうかという事。

その後内覧に来られたお客様より『一級建築士監修の耐震診断はどれでしょうか』と興味深々でお渡ししました。
診断をした建築士の意見をしっかりと聞きたいという買主様のご要望から、
建築士の先生を交えた時間を作り、耐震等級を上げるようなリフォーム施策の説明をしました。

今回のポイントは診断の結果1.0に満たなかったのですが、
それをオープンにしたことで購入するお客様の安心に繋がったという事例です。

仲介とは