キッチンの暑さを何とかしたい!どうすれば快適に過ごせるの?
(熱い~暑い~)
今年は殺人的な暑さが続きます(涙)
あまり出歩かない方が良いでしょうとの報道もしていますね。
ですから、日中は家にいてあまり消耗しないようにしているかたも多いことでしょう。
そしてお家にいると当然お腹が空いてきますね(笑)
でも、行きたくないのです、キッチンに…
家で一番動く場所でありながら、一番暑い!エアコンも効かない!
こういうお家の方も結構多いのではないでしょうか?
暑いからこそ、今日はソーメンでも湯がいてと思うのに、キッチンが暑いので行きたくないのです。
そこで今回は、キッチンの暑さ解消法を間取りから考えていこうと思います。
間取りや少しの工夫でキッチンの温度はかなり下げることが出来るんです!
台所と部屋の天井の境をフラットに
(フラットに爽やか♪)
当たり前かもしれませんが、キッチンと部屋の境界をはっきりさせている方が多いですよね。
勿論、今風のキッチンはダイニングの真ん中にあったりする間取りもあるでしょう。
でも大抵は、カフェカーテンを付けたり、たとえ対面式であっても、天井には少しの境を付けているものです。
そしてエアコンはリビングにはありますが、台所側には付いてない、という間取りが多いことでしょう。
ですから、暑い~と思ったらリビングにあるエアコンをキッチンに向けて強めに付けて、涼しくするようにします。
それからお料理を始めますが、暑い…涼しい風がこない…
そう、天井の境が涼しい風をはねのけてしまって、一番暑い火の元まで来ないのです。
原因がお分かりでしょうか?
つまり、天井の仕切りが邪魔をして、一番暑い台所までエアコンのパワーが行かないのです。
ですから、キッチンも涼しいお家を建てたいのであれば、壁や天井の境界をとりのけて、熱気がこもるのを防ぐ必要があります。
これは、間取りから考える必要がありますから、最初に建てる段階で希望をお伝えするのが良いかもしれませんね。
ガスコンロからIHに
(火がないって涼しい~♪)
これも当たり前かもしれませんが、ガスコンロの調理はやはり熱いです。
慣れ親しんできたガスの調理は、勢いよく美味しく出来るので、その点では本当に良いのですが、
涼しくしたいという希望であれば、背に腹は代えられぬですよね。
電気代が上がるんじゃないの?と心配かもしれませんが、
近年はどこの電力会社もオール電化にすると、比較的安くすむようになりました。
直射日光対策で窓ガラスを工夫する
(窓からの光が眩しい…)
キッチンが熱いのはお料理で火を使う、エアコンの風が来ない、部屋が遮断されて熱気がこもっている等々、いくつか理由があることがわかりました。
他にはなにが原因としてあるのでしょうか?
台所って結構、壁側に位置していますよね。そうすると、当然窓際です。
そう、つまり直射日光が射し込んで熱い、のです。
勿論、ゴーヤ等のグリーンカーテンを作ったり、ヨシズを立てたり出来るかもしれませんが、
そうするとお外の風景を見ながらお料理をしたいとか、解放感を感じてお料理したいということが出来なくなります。
それに、風通しも悪くなりますよね。
それで最初から、家を建てるときに、キッチンの窓ガラスを日射熱を遮るガラスにしておくと良いのです。
その辺りは最初に相談しておくといいですね。今は色々種類があるようです。
例えば、遮断高断熱複層ガラスというものは、日射熱の約60%を反射してくれるそうです。紫外線は約80%もカットしてくれるそうですよ。
外で日焼けしないように、帽子を被ったり長袖手袋を使用したり色々しても、家で料理中に汗だくになりながら日焼けもしているなんて耐えられないですよね。
このように工夫することで、最小限に抑える効果もあるのですね。最近は本当に恵まれた時代です。
まとめ
(どんなキッチンにしようかな♪)
日本の夏は時として、殺人的な暑さとなります。
そうなるとできれば家に居たいものですが、お腹も空きますし、台所は熱いし、じゃあエアコンをガンガン掛けて~なんてしていたら、リビングは冷えすぎ&電気代の高騰になってしまいます。
日本の夏は暑い、ということはもうわかっているわけですから、家を建てるときに、間取りを考えて、仕切りを無くしましょう。
そして窓ガラスも工夫してみてください。
最初に計画的に備えをしていたら、その後、何十年も省エネに繋がりますし、不快指数を下げられますよね♪
マイホームは、冬を暖かく過ごせるように建てる設計が全体的に多いようです。
でも最近の夏の暑さは凄いですよね。
夏に涼しく過ごすためのマイホーム造りに力を入れるのも今後は大切な課題と言えるでしょう。
楽しみながら、家族皆で、設計に加わって快適に過ごせるように頑張りましょう!