窓シャッターの役割とは?防犯・災害に強い家にしよう!

つい先日、またもや巨大な台風が日本列島を襲いました。

鉄道会社もかなり前段階で運休を発表したりと、異例とも言える台風への対応も大きなニュースになっていましたね。

私が住んでいる地域も、深夜眠れないほどの風の音が鳴り響き、なんと近所の街路樹が幹から倒れる事態まで起きていました。
それほど、先日の台風の威力はすさまじいものでした。

夜中、おそろしい風の音で目を覚ました私は、2階の寝室の窓のシャッターを下ろそう!と思ったのですが・・・

なんと、このとき初めて、我が家の2階の窓にはシャッターが付いていないことに気が付きました・・・。

住み始めて3年経つのですが、恥ずかしながら、全く気にしたこともなく、今まで気付く機会がありませんでした。

「1階の窓にはシャッターがあるのに、なんで2階にはないの!?」と率直な疑問を感じました。

今回はそんな私の疑問に対する答えを含めつつ、シャッターについてお話していきたいと思います。

そもそもシャッターとは?その役割とは?

“現代版雨戸”と考えて良いようです。
最近の住宅では、雨戸ではなく鋼板やアルミ製の窓シャッターが主流になってきています。

取り付ける目的としては、昔からある雨戸の役割と同じ。
防犯・台風や飛来物などへの対策として機能します。

少し詳しく説明すると、

★防犯対策

シャッターは、面格子や防犯ガラスと比較すると、断然防犯機能が高いものです。

そして、我が家のように、1階には付いているのに2階には付いていないという住宅は多いようです。
理由としては単純で、やはり空き巣が侵入するのは1階からが多いから。
でも、2階から侵入されるケースもあり得ますよね。
更に防犯性を高めたい場合は、2階の窓にもシャッターを取り付けることが効果的です。

★台風や飛来物への対策

先日の猛烈な台風でも、飛来物によって住宅の窓ガラスが割れたというニュースがありました。

あれほど猛烈な強風が吹くときには、何が飛んでくるかわかりませんよね。
街中に設置されていたゴミ箱も吹っ飛んできて、凶器になったという報道もありました。

窓ガラスそのものが割れてしまうことだけで恐怖ですが、窓ガラスが割れたことによって室内に風圧がかかり、屋根まで吹き飛んでしまう可能性もあるそうです。

最近の台風や竜巻は、前例がないような異常なレベルと言われています。そのような天災に備えて、窓のシャッターを取り付けることは自宅・自分や家族の身を守ることにもなります。

もちろん飛来物は2階にも飛んでくる危険性があります。我が家のように2階にシャッターがない場合は、2階にも取り付けておくとより安心です。

シャッターが果たす役割、他にもある?

★断熱

シャッターを閉めることによって、窓とシャッターの間に空気の層ができます。
これによって、部屋の内外の熱の出入りを減らし、断熱効果がグンと上がるそう。
夏の冷房・冬の暖房は、シャッターを閉めて行うことでより快適度がアップします。

★明るさの調節

人によっては、真っ暗じゃないと眠れないという場合もありますよね。
また、昼間の日照があまりにもきつい場合などにも、シャッターは効果的です。

★遮音

シャッターを閉めれば外部の音をシャットアウトでき、室内からの音も外に漏れにくくなります。
近年、音漏れが原因のご近所トラブルも多いので、楽器の演奏をする場合などにシャッターを閉める人が多いようです。

進化している窓シャッター

従来の手動タイプもまだまだ多く利用されていますが、近年多いのが電動タイプ。
我が家も、リビングだけは電動タイプです。
使用頻度が高いので、電動だと手軽で便利です。

電動タイプだと、室内の壁にスイッチを取り付けるものや、リモコンで操作するものがあります。
リモコンタイプならわざわざ壁のスイッチまで行かなくても、手元のリモコンひとつでシャッターの開閉ができるので、お年寄りや子どもにとってとても便利です。
手動シャッターから電動シャッターへの交換も可能です。

また、我が家は建売住宅ではありますが、建築当初、1階のどの窓を電動にするか手動にするかを選択することもできました。
使用頻度などを考慮して、電動・手動を決めるのもアリですよね。
(当然ではありますが、電動だとそれなりのコストがかかるので)

そして、最近ではサイズのバリエーションも増えてきているので、自宅の窓の大きさに対応したシャッターを設置できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
最近のシャッターは、比較的簡単な施工で設置できるものも増えてきているそうです。

我が家も、今回の強烈な台風を経験して、2階の窓シャッターの設置も検討しているところです。

自宅そのものだけでなく、自分や家族の身を守ってくれるシャッター。
最近、本当に未曾有の天災が続いています。
皆さんも、一度考えてみてはいかがでしょうか。