目的や用途も意識してる?デザインだけではないソファーの選び方とは?

我が家ではつい最近ソファーを買い換えました。

それまで使っていたのは布製の二人掛け用のものでした。
子どもが生まれる前に購入したためかなり年数も経っていました。
近年は完全に子供の遊び場と化していて、糸もほつれぼろぼろに・・・(涙)

さすがにもう買い換えようという話になり、いろいろな家具店に足を運びました。

布製?革製?カウチ型?

どれが我が家にベストなのか、リビングに置いたイメージをしたり、実際に座ってみたりしました。

家具店に行くと、本当にさまざまなタイプのソファーが展示されていますよね。

今回はそんな数あるソファーの種類や、目的や用途に合わせて賢くソファー選びをするポイントなどについて、お話していきたいと思います。

ソファーの種類

一口に‟ソファー”と言っても、多種多様。
特徴によって名前が変わります。

ソファーの種類をまとめてみます。

 

・カウチソファー
ゆったりくつろげるソファー。
ちなみに、我が家も今回このタイプを購入しました。

「これがカウチソファー」とはっきりした定義はないようですが、一般的には足を伸ばしてゆったり座れるような、リビングで使用するソファーを指します。
最近では、‟シェーズロングソファ”と呼ばれることも多いそうです。
フランス語で長椅子を意味する言葉、‟chaise longue”から来ているとのこと。

横になってくつろげることを想定して造られたようです。
リビングでウトウトしたい、テレビを観ながらゴロゴロしたい、なんていう人には持ってこいのデザインですよね。

 

・コーナーソファー

L字型になっており、‟コーナー”という名の通り部屋の角に置くことを想定してデザインされています。
部屋の角にぴったりおさめることができるので、空間を有効に使うことができます。

カウチソファーとの違いはその形。
コーナーソファーは、部屋の隅を無駄なく使えるようL字に設計されています。
カウチソファーは、I字に足を伸ばせる部分が付いているイメージです。

混同されることが多い二つのソファーですが、実はこのようにデザインに違いがあるんですね。

また、コーナーソファーは応接室などかしこまった場でも使われるソファー。
きっちりとした雰囲気を演出することも可能です。

人間は、すぐ隣や真正面に他人がいると、緊張感を覚える生き物です。
初対面の人や付き合いがあまり長くない人など、少し距離がある相手と対面するときは、斜めの関係が一番リラックスできると言われています。
そんな‟斜め”の位置を作ってくれるのが、このコーナーソファーです。
だから、応接室などでも使用されるんですね。

このように、大型であるコーナーソファーには、プライベートな空間としてくつろぎやすいという役割以外に、きっちりとした場面でも活躍できる特徴があります。

 

・ローソファー

そのままですが、‟背の低い”ソファーのこと。
部屋を広く見せるメリットがあります。
背が低いため、天井までの空間が大きくなり、圧迫感を無くしてくれます。
なので、狭い部屋にもマッチするソファーと言えます。

また、比較的軽量なため、女性でも動かしやすいものが多いそうです。

 

・リクライニングソファー

近年増えてきているのがこのタイプ。
背もたれを調節できるソファーです。

テレビで映画を観たいとき、本を読みたいとき、うたたねしたいときなど。
シチュエーションに合わせて自分好みに調節することが可能です。

最近では、手動だけでなく電動も増えてきています。
ヘッドレスト付きで、しっかりと頭まで支えてくれるタイプもありますよ。

 

ソファーの選び方のコツって?

やはり、目的と用途をイメージすることが最も重要です。
今までお話ししてきた通り、ソファーは座るだけのものではないことが多いですよね。

寝転んだり、本を読んだり、音楽を聴いたり。
一人暮らしだから一人用のソファーでいいか!と思っても、一人暮らしだからこそ、限られた空間でさまざまな用途で使えるソファーの方が適しているかもしれません。

ソファーに座ってテレビを観ることが多い人なら、やはり腰などに負担の少ないものの方が良いですよね。

友達や家族が頻繁に遊びに来る人なら、ある程度の人数が座れるタイプの方が良いかもしれません。

小さい子供がいる家庭では、本革より合皮やカバーを外して洗えるようなタイプの方が、あまり神経を使わなくて済むかもしれません。
(布製は我が家のように遊び場にされて、糸がほつれまくるという問題が起きることもありますが・・・)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

誰もがリラックスできる場所であるリビングで、最も重要なアイテムと言っても過言ではないソファー。

皆さんも今後買い換えることがあるときには、デザインを重視するだけではなく、どんな目的・用途で使うのかをはじめにイメージすることをおすすめします。