「本棚=書斎」はもう古い?インテリアとして本棚を楽しもう!

皆さんの家には、本棚はありますか?

我が家は寝室に一つだけあります。
本棚と言っても本だけではなく、写真のアルバムや小物入れなども置いてあります。

独身時代は、自分の部屋の本棚には、大好きな推理小説やお気に入りの漫画が溢れていました。

「本棚を見ればその人がわかる」という言葉まであるように、本棚にはその人の趣味嗜好が表れますよね。
私も実際、リビングに本棚がある家を訪れたときは、なんとなくどんな本が並んでいるのか見てしまいます(笑)
「こんな堅い本読むんだ!」とか「こういう漫画が好きなんだ~」など。
本を見ることで、その人の意外な一面が見えたりもします。

この方のように、最近ではリビングに本棚を置く人も増えてきているようです。
つまり、‟本棚=書斎”という概念は変わってきています。

今回は、書斎だけではなく、家の中のさまざまな場所で活用される本棚についてお話ししていきたいと思います。

本棚がインテリアになる?

我が家の本棚にも小物入れを置いていますが、本棚はもやは本だけではなく、小物などのディスプレイ棚としても機能します。

写真立てや思い出の品などを並べる人もいるかもしれません。
また、お気に入りのCDやDVDなどを並べることもあるでしょう。

こんな風に、本に限定することなく自分の気に入ったアイテムを並べることで、本棚はインテリアとしての存在感を発揮します。

どんなところに本棚を置く?

もちろん、書斎に置くことも多いでしょう。
でも、一見意外と思われるような場所に置いてみるのも良いかもしれません。

例えば…

・リビング

冒頭でも軽く触れたように、リビングに本棚がある家庭は、だんだん増えてきているようです。
あまりにも多種多様な本を雑然と陳列すると、本棚がリビングの中で浮いた存在になってしまいかねません。
ある程度の統一感を出すことが、おしゃれな本棚、そしておしゃれなリビングを造るためには必要です。

いろんな色の本がある場合は、白の本棚がおすすめです。
北欧的な部屋を演出し、あまり好き嫌いの分かれない雰囲気を作ってくれますよ。

基本的には、壁と同系色の本棚を選んだ方が違和感がないようです。
壁紙に溶け込むようにすることで、リビングの中で浮いた存在になりにくくなります。

また、複数個の本棚を設置する場合は、高さを揃えると良いでしょう。
高さがバラバラだとちぐはぐな感じがしてしまい、いまいち統一感が出ません。

・ダイニング

ダイニングに広い壁がある場合は、思い切って本棚を設置してみても良いでしょう。
リビングと同様、ただ単に本を陳列するだけではなく、趣味や娯楽の書物に統一してみることで、グッとおしゃれな雰囲気になります。

・階段の踊り場

いわゆる‟サブリビング”とも呼ばれているスペース。
子ども用のスペースにする人も多いようですが、ここに本棚を設置することで、書斎ともリビングともまた違った、自分だけのプライベート図書館のような場所にすることもできそうですよね。

・キッチン

モデルハウスなどでもよく見かけますが、まさしく見せる収納です。
キッチンカウンターの下部に、英字新聞、洋書など外国語で書かれた書物を展示することで、カフェのようなおしゃれな空間を演出してくれますよ。

子どもがいる家庭なら、絵本を置いてもかわいらしい部屋になります。
木製の本棚なら、温かみのある優しい雰囲気を醸し出してくれます。

また、美味しそうな料理が表紙の料理本を置いておくのも良いかもしれません。
それだけで、なんだか料理上手な印象を作ってくれそうですよね(笑)

・トイレ

トイレに本棚がある家は、意外と多いそうです。
また、本や雑誌だけではなく、コレクション棚としてトイレに本棚を設置する場合もあります。

トイレは、毎日使うところであり、誰かが来た時にも見られる機会が多いところでもありますよね。
お気に入りのものをディスプレイするには、ある意味持ってこいの場所でもあります。

・子ども部屋

今や、本当にさまざまなタイプの子ども用本棚が売られていますよね。
ただ本だけを置くタイプはもちろん、ランドセルなど身の回りのものを整理整頓できるタイプなどもあります。
私も、子どもが自分の部屋を持つようになったら、どんなタイプの本棚を買おうか、今から悩んでいます。

でも、思い切って子ども用の本をリビングに置くというのもアリなようです。
いつでも興味のある本を読むことができて、リビングを子どもの知的好奇心を満たせる場所にすることができますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今や、本棚は単に本を並べる家具ではありません!

使い方ひとつ、見せ方ひとつで、部屋の中の印象を左右するインテリアにもなるのです。

読書の秋です。
皆さんも、本棚に一工夫を加えて、お部屋をもっと快適でおしゃれな空間にしてみませんか?