賃貸でも大丈夫!便利なアイテムを使って気軽にDIYを楽しもう!
「リビングや子供部屋の一面だけにアクセントクロスを貼っておしゃれにしたい!」
「デッドスペースに収納を造れたらいいのにな・・・」
そんなことを思っても、賃貸住宅では現状回復義務もあり、気軽に空間造りを楽しむことができないイメージです。
しかし最近は「簡単に貼って剥がせる壁紙」「床と天井に突っ張って立てる壁・柱」「釘を使わず壁に付けられる棚」など、住まいに傷を付けずにDIYを楽しめる頼もしいアイテムが登場していて、賃貸でも住まい造りを楽しめるようになりました。
そして、これらのアイテムはお値段もお手頃で特別な道具や専門的な技術も必要なく、女性でも簡単に造れるものが多いというのが嬉しいポイント。
マイホームじゃないと住まいのカスタマイズが出来ない・・・そんな時代は終わりました!
今回は、賃貸でも簡単に楽しめるDIYについてお伝えします。
マイホームの方でも、クロスの張り替え等はコストがかかりますし、大切な我が家に釘を打って棚付けすることは抵抗があるかと思います。そんな時にも使えるアイデアです。
「貼って剥がせる壁紙」で壁面を簡単リメイク
出典 https://walpa.jp/user_data/beginners-set.php#begin_02
賃貸住宅は全面真っ白なビニルクロス貼りが主流です。
でも「一面だけお洒落なアクセントクロスを貼りたい!」そんなこともありますよね。
そんなときに役立つのが「貼って剥がせる壁紙」です。
この壁紙は裏側が糊付けされており、既存のビニルクロス等の上から貼る仕様で、剥がすときは既存のクロスを傷めずに簡単に剥がすことができます。
(一般ビニル壁、石膏ボード、ベニヤ板等たいていの壁に貼れますが、漆喰壁や繊維壁など貼れない壁もあります。)
クロスの裏地が剥がしきれない場合でも、水を含ませ拭き取ればきれいに剥がすことができるので、原状回復が必要な賃貸住宅でも安心です。
ホームセンターやインテリアショップ、ネット通販など様々なところで販売されており、豊富な種類の中からお気に入りのデザインを選ぶことができます。
おしゃれな空間づくりに使える「貼る壁紙(シート)」
インテリアや防犯などに使える思わず「ほぉ〜!」と関心してしまうようなユニークな商品も出ています。
例えばこんな商品があります。
〈建具や家具用〉
建具や家具などのポイントに貼れるもので、お部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。
色調に統一感が無いお部屋でも、建具や家具そのものを取り替えるのは難しいですが、家具の色に合うクロスを建具に貼るなどすると、簡単にお部屋の色調を合わせることが出来ます。
〈ガラスに貼るタイプ〉
出典:roomclip.jp
出典: https://item.rakuten.co.jp/abc-tuhan/qww201804130312/
目隠ししたい場所に磨りガラス風シートを貼ったり、レトロな雰囲気を出すために模様入りのシートを使うなど、気軽に雰囲気を変えることが出来ます。
〈ペンキ塗り用〉
海外では自宅の壁はペンキでセルフメンテナンスするケースが多いようですが、日本ではほとんど根付いていません。
すっきりしていてお洒落、その上カラーも自由自在に変えられる塗り壁。
憧れを持つ人は多いですが、インテリア上級者であっても中々難しいと思います。
それこそ、マイホームじゃないと出来ないイメージがありますね。
でもなんと、そんなペンキ塗りが気軽にできる便利なアイテムがあります。
貼って剥がせるペンキ下地用シートというもので、これを使えば思い切り本格DIYを楽しめます。
壁を飾りたいときは「突っ張り式」
突っ張り棒は言わずと知れた便利品ですが、この機能を使えば釘打ちや難しい施工なしで壁や柱を立てられます。
〈ウォールラック〉
出典:dinos
すのこ状のパネルの裏に突っ張り式のサイドバーがついており、ねじを締めて床と天井を突っ張らせて壁を立てます。
パネルの隙間に棚板やフックを取り付ければディスプレイスペースや収納スペースとして使えます。
木パネルなので自由に釘打ちをしたり、ピンで写真やポスターなどを気兼ねなく飾ることもできます。
機能面だけではなく、白いクロスで無表情な空間が多い家でも木製のウォールラックでお部屋のイメージをガラッと変えることが出来ます。
〈ディアウォール〉
出典:https://diyers.co.jp/articles/wallsheif02_s
先ほど紹介したウォールラックはパネル状のものを突っ張るのに対し、こちらは木材の両端にアジャスター(ディアウォール)をかぶせて高さ調整することで天井と床で突っ張り、新しい柱を造るイメージです。
柱があれば壁も立てられますし、棚も造れます。とても便利ですよね。
ウォールラックやディアウォールの注意点としては、取り付け時に床や天井の強度をしっかり確認すること、カーペット床にはあまり使わない方が良いという点です。
気軽に棚を作れる「壁につけられる家具」
こちらは、ずばり無印良品の商品なのですが、似た様な商品も沢山出ています。
一般的に棚や壁収納を造作で付ける場合は壁の補強が必要ですし、クロスを貼った上に造る場合は棚受けを固定するために壁にネジを打ち込まなければなりません。
一方「壁につけられる家具」は、石膏ボードの壁であれば専用のフックを細いピンで止めるだけで簡単に棚を取り付けられて、壁にほとんど傷を付けません。
味気ない真っ白な壁でも、棚を付けて飾ることで空間のアクセントになります。
また、鍵や携帯電話等のよく使う物を置く場所として「ここに棚があったらいいのにな」と思う位置に取り付けるのもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
何かと制限が多い賃貸住宅でも、これらのアイテムを活用すると自由度が高まり、便利で快適でおしゃれな空間を作ることができます。
やってみたいけど、賃貸住宅では特に難しいイメージのあったDIY。
挑戦してみようかなという気分になりませんか?
気になられた方は、ぜひお試し下さい。