衣替えについての豆知識!適切な時期や注意すべきポイントとは?

桜の花びらもすっかり散ってしまい、春から初夏を感じるような暖かい日も増えてきましたね。

今ぐらいの時期は、服装に悩む人も多いのではないでしょうか?
冬物だと暑いし、かと言って夏物だと肌寒い・・・という、なんとも微妙な時期ではありますよね。

そんな季節の移ろい時期にすることといえば、衣替え。
私は、大体ゴールデンウィーク中に衣替えをすることが多いです。

衣替えって意外と時間のかかる作業。
気付いたら同時に断捨離も進めていたりして、なかなか短時間で終わらないことも。
(断捨離については、少ない服で暮らす!無理なく断捨離してすっきり収納を目指そう!でお話ししているので、良かったらご覧ください)

今回は、衣替えのベストなタイミングや、ちょっとしたコツやポイントなどについてお話していきたいと思います。

衣替えのタイミングって?

先ほど、私自身はゴールデンウィーク中に衣替えをすることが多いとお話ししましたが、大体この時期に済ませる人が多いのではないでしょうか?

衣替えのタイミングの目安は、ズバリ‟最高気温”です。
最高気温が15度以下の場合は冬物が丁度良いと感じ、22度以上の場合は夏物が丁度良いと感じるようです。

つまり、15度を下回る日がなくなってきた頃に、冬物→夏物への衣替えをするのがベストなタイミングと言えます。

また、衣類は湿気を多く取り込んでしまうもの。なるべく天気の良い日に実行すると良いでしょう。

衣類のチーム分けをしよう

クローゼットを開けたら冬物のコートと夏物のワンピースが渾然一体に吊るされている…なんてことはありませんか?

こうなると、その時その時で着たい服を探し出すことが大変になってしまいます。
なので、クローゼットの中は季節のチームごとにまとめて分類しておくと良いでしょう。

ハンガーで吊るせるものだと楽ですが、衣替えの手間がかかる衣類と言えば畳むタイプのもの。
引き出しにしまう際は、基本は袖を中にしまって四角い形になるように畳むのがおすすめです。

また、洋服の上に洋服を重ねて載せていく収納方法だと、着たくなったときに探し出すのが大変ですよね。
なので、Tシャツ・ニット・カットソーなど上半身の衣類は立てて収納すると便利。

そして、大まかに以下のチームに分類して、収納ケースごと分けておくと衣替えが楽になります。
・真冬の服チーム
・真夏の服チーム
・秋冬の薄手服チーム
・春夏の薄手服チーム

最近ではさまざまなタイプの衣服が増えてきており、きれいにチーム分けするのが難しいこともありますよね。
そんなときは、無理にどこかのチームに分類せず「通年用服チーム」として分けておくのも良いかもしれません。

衣類の種類に合ったケースを使おう

衣類をしまえればどんな収納ケースでも関係ないというわけではありません。
実は、衣類の種類によって、収納ケースにもそれぞれ適したタイプがあるんです。

例えば、靴下や下着などの小さいアイテムは浅い引き出しが使いやすく、Tシャツやカットソー、ジーンズなどの衣服は深い引き出しが使いやすいです。

最近多い積み上げ式のふた付きプラスチックケースは、頑丈なので重めの衣類を収納するのに向いています。

押し入れなど奥行きのある場所にしまう場合は、キャスター付きだと取り出しやすく便利です。

また、高いところに収納したい場合は、持ち上げやすいように紙製や布製のケースにすると良いでしょう。

衣替えでよくある困りごととは?

いざ衣替えをしよう!と張り切って衣類を出したとき、ショックを受けることってありませんか?

例えば・・・

・黄ばみ
洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れが原因です。
特にワイシャツなど汚れが目立ちやすい衣類は、しまう前に皮脂汚れに強い洗濯洗剤や漂白剤を使用して、しっかりと繊維の奥の汚れを落としておきましょう。

・しわ
特に麻素材の衣類はしわになりやすいですよね。
洗う前には洗濯表示を確認するのはもちろんですが、もし洗濯機で洗う場合は、手洗いコースやドライマークコースで優しく洗えるモードを使用すると良いでしょう。
また、脱水時間は短時間にするのがポイント。脱水時間が短いと、しわを軽減することができます。
そして脱水後はすぐにしわを伸ばして干しましょう。
重し代わりにタオルを裾の部分に詰めて干すと、しわが伸びて乾いたときの仕上がりがきれいになります。

・色あせ
「また来シーズン着よう!」と衣替えのときにきちんと収納していたのに、久しぶりに見たら色あせていたとなるとガッカリですよね。
一度色あせてしまったら元には戻せません。ウール、シルク、ナイロンは色あせしやすい素材です。
日光による色あせを防止するためには、陰干しや部屋干しをして直接日光が当たらないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

たかが衣替え、されど衣替え。

毎年2回はやるようなイベントなので、なるべく簡単に済ませたいものですよね。

今回お話ししたちょっとした工夫、ポイントなどを活用し、効率の良い衣替えをしてみませんか?