こんにちは。よくばり売却豊能 事務局です。
よくばり売却豊能は、不動産売却に関してはもちろん、その他の活用方法や保険など様々な角度からお話させていただいています。少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しく思います。
さて、空家は「解体」した方がいいのかどうか、というご相談をよくいただきます。
結論から申し上げると、個々の状況もあり一概には言えません。確かに更地にした方が使い道が増え、売りやすいとも言えます。ですが、ご自身の判断で解体してしまい、後悔されている方もお見受けします。
次の項目に1つでもあてはまる方。その解体、ちょっと待ってください。
(1)解体した後の売却先や用途が決まっていない
(2)家も古いので、とりあえず解体して更地にしようと思う
(3)家の前の道が4m(車1台が余裕をもって通れるくらい)もない。

いかがでしょうか。実例を1つお話いたします。
大阪市にお住まいのAさん。この度、近隣某市の実家を相続しました。とはいえ、生活の基盤はもう大阪市にあるので、某市の実家は売却することにしました。
かなり古い家なので、解体して更地にした方が売りやすいと考えました。解体業者に見積もってもらったところ、解体費用はおよそ150万円くらい。前方の道路が狭く、運び出すのに費用がかさむとのこと。
正直高いなとは思ったものの、更地にして売れるから構わないかと考えました。駅からは結構遠いものの元は取れるだろう。
さて、Aさんは解体して更地にしたあと、近所の不動産業者に見積もり査定を依頼しました。
ついた査定額は、なんと、たった100万円。
元を取るどころの話ではありません。その不動産業者曰く「前面道路が2項道路のため再建築できる面積が少なくなり、これくらいの値段しかつけれません。」
そんなはずではなかったAさんは、どうしていいか分からず、更地のまま放置しているとのことです。
不動産業者が話した理由の詳細については別記事で解説していきます。
本例は少し極端な例かもしれませんが、無計画な解体は結果として損するケースも少なくありません。
(1)解体した後の売却先や用途が決まっていない
(2)家も古いので、とりあえず解体して更地にしようと思う
(3)家の前の道が4m(車1台が余裕をもって通れるくらい)もない
ひとつでも当てはまった方。その解体、しっかりご検討ください。